【ゲーム】バットマン：アーカム・ナイト　感想

　　　　　　　　　　　　　極
　　　　　　　　　　　　　限
　　　　　　　　　　　　　進
　　　　　　　　　　　　　化
　　　　　　　　　　　　　!!


この言葉はこのゲームの為にある。おもちゃを作ってる会社が使う言葉ではない。究極のバットマン体験を体現しようとするゲームにこそ使うべき。

　軽く不満はあるものの、「バットマン」として完成してた。初登場のバットモービルは最初の頃は楽しいが、謎解きの多くをバットモービルに頼りすぎな感じはある。

　バットマンの動きはこれまでの以上に滑らかで自然、さらに容赦がなくなった。新システム「スローカウンター」のお陰で10体以上の雑魚もテンポよく倒せて爽快感が向上。敵の武器を奪って使ったり、銃をその場でへし折ったり、回りのある配電盤など使ってノックアウトしたりも出来る。戦闘中に操作は多くなったが、今までのワンパターンの攻めもなく、見てて楽しい。
　特に敵のバットを奪った真・バットマンはでかい敵も一発で仕留められるので楽。

　ストーリーは本当に最後。これで終わり。謎の敵、アーカムナイトとはいったい何ソン・トッ(ryネタバレはやめよう。と言ってもファンの間では最初に「レッドフード・パック」なんて出しちゃうもんだからネタバレ感MAXの状態でやるので、あちらさんも知っててやってるんだろうなとは感じる。

　ビィランも馴染み深い、トゥーフェイス、ペンギンなどの古参からハッシュなんて新参ものも出してくれるものだから個人的に大騒ぎ。もう、事件の内容も「お前じゃなかったらどうしようかと」思うものばっかりでみんなやっぱりバットマンにかまって欲しいかまってチャンなんだなぁとかしみじみ思える。

　大ボスにスケアクロウなんて置くもんだからちょっとどうかなとか思ったけど、スケアクロウだからこそ出来る精神への攻め。アーカムナイトによる、肉体への攻め。両方ともしっかり攻めてきてしかもアーカムナイトもスケアクロウの攻めの一部。確かにスケアクロウにしか出来ない芸当だった。

　総評として、バットモービルは過剰過ぎるけど、バットマンとしては本物のバットマンだった。

一応注意なんだけど、スペシャルエディションに入ってるDLCはダウンロードチケットだから、中古だと賭け事になるから新品で買った方が特。ダウンロード期限も忘れずに。